BIKE FIELD
私のバイク歴
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ツーリング紀行
CB1300SB
雑記帖
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ツーリング紀行
2010年11月3日文化の日(水曜日)
土路部峠付近
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裏表題・CB1300SB修理完成試乗ツーリング
CB1300SB雑記帖のCB1300SB問題点で取り上げたとおり、ハンドルのブレという修理から11月2日修理・完成し我が家に帰宅したCB1300SB君。果たしてどのように変わったのか、長距離ツーリングで検証せずにはいられない気分となった。
前回10月23日のキャンプツーリングでは時期早々だった紅葉も、現在は十分楽しめるだろうと思ったことと、急な企画だった為、今回はソロで出発することにとした。
当初の目的地は奥日光方面へ…
@とりあえず蓮田Pまで・・・
天気も晴れ。
ツーリングにはアッパレな天気となった。
7:07自宅を出発、R16号から東北自動車道岩槻インターへ。
朝出発時は秋晴れと共に結構肌寒い。ウェアーも冬支度でないと絶えられない季節となってきた。
R16は車も思ったよりは少なく順調に進むことができた。
一つ目のパーキングエリア蓮田で休憩。ここはツーリング時いつもの集合場所に利用するところだ。
秋晴れの空が眩しく感じる。
今日も蓮田Pに入るための渋滞が高速道路まで延々と続いている。
岩槻から高速に入ったが、入った途端渋滞に巻き込まれてしまった。車の方は大変だろうと思いながらも、車間を縫って走っていった。バイクの強みが発揮されるシーンだ。
左にすぐパトカーが走っていたが、一応敬意を払いながらもどんどん車間を通り抜けていった。
渋滞は延々つづいている状態に代わりは無かった。
A行き先変更 湯西川林道へ
今日の目的地は奥日光と決めて走っていたが、日光宇都宮道路の分岐点手前から高速側に渋滞が続いていた。これではその先も同じだろうと思い奥日光は諦め進路を北にとった。
すぐ下河内サービスエリアに到着。
ここでツーリングマップルを開き再度行き先を検討した。
奥鬼怒川に抜け、五十里湖から秘境林道“湯西川”方面に向うことにした。
ここは鎌倉幕府に追われた平家残党が最後に落ち延びた所。
さて、行き先が決まってもR121にはちょっと複雑な道順を走らなければならない。
下河内サービスエリアETC出入り口を降り、県道159から県道77へ。一旦R461に出て再び県道77へ。
R121南会津街道にでて北進。五十里湖から県道249を左折して湯西川温泉に進んだ。この辺からは紅葉が見事になって来た。
左折した所で富田氏から電話があり、現状を聞かれた。
これまで天気が良かった空模様だが、丁度この地点から西の風に乗って雨粒が当たり始めた。西の山間からは空が明るくなっているのでそのまま進むことにした。
林道では途中途中道路が湧き水で濡れている。しぶきはどうしても避けられない。いちいち気にしていたのでは仕方ないので、後の掃除を楽しみにそのまま走りこんだ。
B紅葉が素晴らしい湯西川林道
湯西川沿いの山々の紅葉が素晴らしい。
遥遥来た甲斐があったというもの。
林道では、他にソロ・ツーリングを行っているバイク数台とすれ違った。有名な観光地に行かなくても、静かで人通りの少ないこのような景勝地があるもんだとつくづく思い知らされる。
さて、お昼が過ぎている。鬼怒川のコンビニで買ってきたおにぎりとパンを川沿いで食べることにした。
バイクを林道の安全な所に止め暫し昼食タイム。
川のセセラギを聞きながら食べる食事も格別なもの。ひっそのとした中バイクの音が遠くから近づいてくるのが分かる。なんというゆっくりした時間の流れだろうか。
時は既に13時過ぎ。昼食後は足早に進むことにした。
C残念!ユータウン
林道を降りて県道23を川治のほうへ向った。 ここは車やバイクで結構通る所。行きなれた道だ。
山王林道経由で奥日光、いろは坂と帰る予定であった。
川俣湖の川俣大橋を渡ったところで雨が降り出してきた。進行方向西をみたら、山が霧状のものに覆われていた。この状態から察すると、山王林道は確実に雨になると思い、勇気ある撤退を決断した。
これ以降はコーナーを楽しもうと、大笹牧場へ向かった。
大笹牧場に向う県道245の登りはリッターバイクに最適な緩やかなコーナーが続く。ここはいつも張り切る所だ。だが今日は祭日。家族連れのマイカー達が闊歩している。これでは攻められないと断念。牧場までのアプローチを指を銜えながらゆっくり登っていった。
大笹牧場のバイク駐車場
大笹牧場駐車場には沢山の車やバイクが止まっている。
またこの山を堺に東の平地は晴れ。西の山は時雨れているようだ。時折雨水が風に流されで飛んでくる。
この紅葉見物ツーリング?自分だけという負い目があるので、家にお土産を買っていくことにした。
帰ってから、普段お土産には縁のない行動に、妻に散々冷やかされてしまった。
さて、ここからは晴れの領域。
今は無料の朝霧高原スカイライン?。良い道路と絶景が続く。
車が少なかったので順調に飛ばした。
前方にBMWのスポーツカーが走っていた。煽ったつもりはまったくなかったが道をあけてくれた。丁寧にお礼をしてお先に失礼。
D帰りは下道で・・・
帰りは高速道路をと考えていたが、まだ時間が早いことと、一泊キャンプツーリングの帰路の際、車の多さを考え、一般道を帰ることにした。
R121日光例幣使街道を鹿沼、R293、R352、県道18で小山へ。旧R4と新R4をそのまま突っ切り、田んぼ道を通り、R294にでた。R294に出れば取手まで南に真っ直ぐ。取手駅前のR6を右折。利根川を渡り手賀沼方面に左折。R16を左折。ここまで来れば自宅も目と鼻の先になる。
途中の一般道は、殆んどの方は高速を使っているせいか、普段よりガラガラ状態。R6が混んだものの順調に帰宅できた。
何と、日光市から3時間30分で帰ることができた。下道を選択したことは大正解。のんびりと余り神経を使うことなく帰宅できたことは精神的に大きい。
■ツーリング後記
・紅葉は…
キャンプツーリンクではマダマダだった紅葉も今回は満開状態。バイクでの紅葉見物は数年ぶりであったのでその分喜びも大きい。標高1000m付近の見ごろは今週までであろうか。
・修理完成後のCB1300SBの状態は…
修理内容は、各部の検査と相性の良いタイヤ(ミシュラン)に交換したことだ。
ブレは完全になくなったものではないようだ。70km付近で若干のブレが生じている。
しかし、50km以上の通常速度域では手放し状態でも全く問題なく乗れるのを確認した。
今回の修理で、販売店は精密検査で各部の検査を行ってくれた。それによると、フレームからフロントフォークと、全ての検査で合格したことが明らかになった。これは自分のバイクには異常が無いという証であり、この上もない安心材料とる。
しかし、これから心配なことは、タイヤが磨り減ってきた時、またこのブレが再燃するのでは。という不安だ。出来れば、スリップサインがでるまで乗り潰したいと考えるのが人情。今回のように半ば途中で交換しなければならなくなることは実にもったいない話である。
05年式の欠陥と思う意外我々ユーザーには仕方ないことであろうか。と、ふと考えさせられてしまう事例ではないだろうか。
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●天候
平地は晴れ 山は晴れ/曇り/時々雨
●所要時間
出発:7:07 帰宅:18:06
●燃費
・走行距離約454.8km ・ガソリン23.27L ・燃費19.54km |
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